私が代表を務めるPLASでは現在クラウドファンディングに挑戦しています。
終了は本日!!
目標金額は450万円。
現在の支援総額は、2,660,000円です。114人もの方々が寄付してくださいました。
ここまで応援してくださったみなさん、本当にありがとうございます。
一方で、目標まではまだ大きな距離があります。
正直に言うと、かなり厳しい状況です。
それでも、私は最後まで諦めません。
最後の一日まで、この挑戦の意味を伝え続けたいと思い、この記事を更新しています。
今日は、なぜ今回のクラウドファンディングで「オープンナレッジ」に挑戦するのか。
私の言葉でお伝えさせてください。
一人ひとりに支援を届けるだけでは、届かない場所がある
PLASはこれまで、緊急支援を含め、子どもたちや保護者、地域の人たちなど、約3万9千人に支援を届けてきました。
「人生が変わった」と言ってくださる方もいます。
そうした言葉を聞くたびに、一人ひとりと向き合いながら支援を続けてきて、本当によかったと思います。
もちろん、これからも一人ひとりに支援を届ける活動は続けていきます。
でも、その一方で、ずっと考えてきたことがあります。
この活動を続けるだけで、社会課題そのものを解決するところまでたどり着けるのだろうか。
人も、お金も、時間も限られている小さなNPOが、一人ひとりに直接支援を届け続けるだけでは、どうしても支援を届けることができない人がたくさんいます。
PLASが直接支援できる人数には、限界があるのです。
では、小さなNPOが社会を変えていくためには、どうしたらいいのか。
その答えの一つが、私たちが20年間、現場で蓄積してきた知識や知恵を、誰でも使える形にして開いていくことでした。
「あげる支援」ではなく、「つくる支援」を広げたい
PLASが大切にしてきたのは、何かを一方的に渡して終わる支援ではありません。
子どもたちや保護者、現地のスタッフと一緒に、必要な活動や仕組みをつくっていく支援です。
私たちはこれを、「あげる支援ではなく、つくる支援」と考えてきました。
支援する側が答えを持ち込み、それを渡すだけ、支援する側がお金を持ってきて、それを渡すだけ、これでは活動はなかなか続きません。
その地域に暮らす人たちが、自分たちで考え、選び、行動し、活動を育てていく。
そのプロセスそのものが、とても大切だと思っています。
子どもたちや保護者を、ただ支援を受けるだけの存在として見るのではありません。
一緒に活動をつくり、地域や社会を変えていく仲間なのです。
今回のオープンナレッジで広げたいのも、単なる教材や情報ではありません。
現場の人たちと一緒に活動をつくっていくための、考え方や方法そのものです。
現場から生まれた知恵
今回、私たちが開いていこうとしている知識は、PLASだけで作ったものではありません。
現地のスタッフが、子どもたちや保護者と向き合い続ける中で、一緒に少しずつ育ててきたものです。
私が家庭訪問に同行したとき、保護者の方や子どもたちが、カウンセラーにさまざまな悩みを話している場面を何度も見てきました。
その話に耳を傾ける、現地スタッフの優しい眼差し。
一つひとつの言葉を真剣に受け止める姿。
目の前の人に、誠実に向き合おうとする態度。
その姿は、今も強く心に残っています。
現場で得た気づきを持ち帰り、文書に反映する。
改善したものを、また現場で使ってみる。
そして、現場から新しい意見を受け取り、もう一度改善する。
私たちは、この往復を何年も何年も繰り返してきました。
だから、今回開こうとしているものは、単なるマニュアルではありません。
子どもたちや保護者、現地スタッフと一緒に活動をつくりながら、何度も試し、磨いてきた知恵です。
正しい知識を伝えるだけでは、子どもたちを守れない
たとえば、性教育では、正しい性の知識を伝えるだけでは十分ではありません。
地域の文化やジェンダーに対する考え方によっては、女の子が男性から性的な接触を求められたときに、「断ることは失礼だ」「断ってはいけない」と感じてしまうことがあります。
そのことが、望まない妊娠などにつながることもあるのです。
だからこそPLASでは、知識だけではなく、自分で決める力や、相手に意思を伝えるコミュニケーション、自分のことは自分で決めていいという当たり前の権利についても、大切にしてきました。
また、大人が子どもに教えるだけではなく、子どもから子どもへ伝える「ピアエデュケーション」にも取り組んでいます。
性や恋愛、人間関係についての悩みは、親や先生にはなかなか相談できないものです。
子どもたちは、同世代の友人に相談したり、同世代から聞いた情報や噂話に大きな影響を受けたりします。
だからこそ、子ども自身が正しい知識を学び、ほかの子どもたちに伝えていくことに意味があります。
子どもたち自身が、地域を変える担い手になっていく。
これも、PLASが大切にしてきた「つくる支援」の一つです。
こうしたカウンセリングや研修、ピアエデュケーター育成の知恵を、PLASの中だけに置いておくのではなく、必要とする団体が自由に使えるようにしたいと思っています。
知識を開けば、PLASが行けない場所にも届く
オープンナレッジが実現すれば、現地の団体は、必要なときに必要な情報へアクセスできます。
一から教材を作る必要はありません。
活動の中で困ったことがあったときに、PLASが蓄積してきた知恵の中から、ヒントや答えを探せます。
PLASの提供したナレッジをもとに新たな活動に挑戦することもできるかもしれません。
実際に、私たちが現地NGOと一緒につくってきた知見が口コミで広がり、高校の先生から「自分たちも研修を受けたい」と声をかけていただいたこともありました。
知識を開くことで、私たちが直接行けない地域にも、私たちが出会うことのできない子どもたちにも、支援を届けられる可能性が生まれます。
20年間かけて育てたノウハウ、知恵、知識を、できるかぎり無料で、誰でもアクセスできる形で届けたいと考えています。
知識を囲い込むことよりも、その知識を使って「つくる支援」が広がり、その先で一人でも多くの子どもが助かることのほうが大切だからです。
必要な支援を届けるための資金
今回の資金が十分に集まらなければ、既存の教材を外部の人にも使える形に編集し、オンラインで公開していくための人材や資金を確保できません。
教材そのものは、すでに団体の中にあるのですが、それでも、それを誰でも理解し、実際の活動で使える形に整え、オンライン上に公開するためには、多くの作業が必要です。
資金が不足すれば、この取り組みのペースを落とさざるを得ません。
そして、現在行っている子どもたちや保護者への支援は、今回の資金不足によって、明日すぐに止まるわけではありませんが、来年、再来年とどこかのタイミングで縮小せざるを得ない可能性が出てきてしまいます。
学校に行きたいと思っているけれど、経済的な理由で通えなくなるかもしれない。
そんな瀬戸際にいる子どもたちがいます。
なんとか子どもを学校に行かせたいと思いながらも、仕事がなく、収入を得ることができずに苦しんでいる保護者の方もいます。
必要な支援を、必要なだけ届け続けたい。
そして、私たちが直接支援できない場所にも、20年間かけて育ててきた知恵を届けたい。
「あげる支援」ではなく、現地の人たちと一緒に未来をつくっていく「つくる支援」を、もっと広げたいと思っています。
そのために、みなさんの力が必要です。
一人ひとりの力が社会を変える
「自分が少し寄付したところで、社会は変わらない」
そう感じる方もいるかもしれません。
でも、私はそうは思いません。
「大河の一滴」という言葉があります。
私たち一人ひとりは、大きな時代や社会の流れの中では、小さな一滴のような存在かもしれません。けれど、その一滴もまた、大河を形づくるかけがえのない一部です。
一人ひとりの力は、小さく見えるかもしれませんが、私たちは無力ではありません。
社会を変えることも、世界を変えることもできると、私は信じています。
今回の挑戦を、あなたに一緒に進めてほしいのです。
3,000円からご寄付いただけます。
今日初めてPLASを知った方も、これまで長く応援してくださった方も、ぜひ寄付という形で、この挑戦に参加していただけたら嬉しいです。
20年間、現場で育ててきた知恵を、必要とする人たちへ開いていく。
「あげる支援」ではなく、子どもたちや保護者、現地の人たちと一緒に「つくる支援」を、もっと広げていく。
そして、その先にいる子どもたちへ支援を届けていく。
この未来を、一緒に実現してください。
最後まで、どうか応援をよろしくお願いいたします。
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子どもたちに夢を。支援の知見を分かち合う、20年目のPLASの挑戦
https://readyfor.jp/projects/plas2026
目標金額 450万円
2026年7月17日(金)23時まで
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